と、いうわけでPC-9801DA2がやってきました。
なぜきたかというと（なんか説明が逆だが）学校の備品廃棄ででたからなんですねぇ。うちの研究室からの廃棄です。余ったCバス製品や、旧DOSゲーのために１台古いマシン欲しいなぁなどと考えていたところなので、渡りに船って感じでしたね。
しかし、これ持って帰るのが大変でした・・・。ドラムバッグに入れて肩にかけて帰りましたが、むちゃくちゃ大変でした。さらに輪講発表前の週なので持ち帰ってもあまりいじくれないし・・・。
で、他にももらってきたのですが、もらってきたものとしては
・PC-9801DA2
・ICM SX-500(500MB SCSI HDD)
・EMJ-4000mkIII
・αDATA AD-F35SR（外付け3.5インチFDD）
とまあこんなもんですね。DAのスペックとしては、
| H/W | PC-9821DA2 | NEC製PC-9800シリーズ。当時のPC-9800シリーズの主力機種。定価448,000円とか。Dシリーズ最上位。26K音源内蔵。DA2は５インチFD２基搭載。CPUはi80386DX 20MHz。メモリ1.6MB内蔵。 |
|---|---|---|
| CPU | HDA-20Q（Texas Instruments 486DX2 80MHz） | メルコ製CPUアクセラレータ。基板上でクロックを２倍にした後、CPU内でさらに２倍。80MHz動作。TI製CPUは我が家初（笑） |
| RAM | EDA-4000 | メルコ製DA/RA専用メモリーボード。メモリーボード上に61SIMMを４つ搭載可能。ちなみに、もらってきた時点でメモリはフル増設でした。本体内メモリと合わせて13.6MB。 |
| HDD1 | NEC D3855？ | NEC製HDD。100MB SCSI-1のHDD。 |
| HDD2 | ICM SX-500（FUJITSU製HDD） | とりあえず500MBあればWin95は入れられる。SCSI-2。 |
| CD-ROM | ICM CD-660S（PIONEER DR-124X） | PIONEER製4.4倍速SCSI CD-ROMドライブ。FXのCDが読めない？ |
| C-1 | Sound Blaster 16 for PC-98 | Creative製。とりあえずWin95で音を鳴らすため。 |
| C-2 | LA/T-98 | 10BASE-T専用LANボード。HUBが100BASE-TX専用なのでネットワークに参加できず。(^^; |
| C-3 | ICM IF-2769 | ICM製。高速バスマスターSCSI-2ボード。ICMばっかり。（笑） |
| C-4 | CANOPUS PowerWindow805i | CANOPUS製。S3 805i搭載ウインドウアクセラレータボード。VRAM2MB。 |
CPUアクセラレータは、TI486DX2-80が載っています。どうも他の486CPUと取り替えられそうです。Am5x86-P75に取り替えたいなぁなどと思うところです。(^^;; ちなみに、今のTI486はCPUIDでCyrixIDを返してきます。Cyrix互換なんでしょうか？
HDDですが、もらってきた直後には中身が見えたのですが、一度再起動したら二度と読めなくなってしまいました。(^^; なんか中身が壊れてまして・・・。というわけでまっさらにしてDOS6入れ直し。実は、この100MBの方は内蔵HDDでして、LHD-S100KというSCSIインターフェースと一体化したものです。これがDMA転送にしか対応していないようなので、却下して基板を取り外して外部からスルーさせるようにしました。これでその気になればギガバイト単位のHDDを内蔵する事も可能ですね。（笑）ただし、これのおかげで必ず最後が内蔵HDDというようにケーブルを回さなければならなくなり、今はIF-2769→外付けHDD→外付けCD-ROM→内蔵HDDというように一周してます。
とりあえず、猟奇の檻で動作確認（笑）、FM音源が動くことを確認しました。
CD-ROMですが、これはDA2持ち帰り当日にたまたまソフマップに行ったらIF-2769とケーブル付きで3480円で売っていたので買ってきたものです。非常にお買い得ですね。いざとなったら中身交換してSCSIケースとして使えます。
さて、次はWindows95を入れてみます。
一回目のセットアップでは、キャッシュユーティリティを入れずにセットアップ実行。とりあえず２時間くらいかかってセットアップ完了しましたが、Windows終了後の「電源を切る準備ができました」の表示までが長すぎたためについリセットをかけてしまい、Windowsが壊れてしまいました。
そんなわけで２回目、HDA-20QのキャッシュコントロールユーティリティのReadmeに従って、キャッシュを組み込んだあとにDX95INSを経由してセットアップを実行。今度はなんとなくセットアップの反応が早い様子。とはいえ、１時間半はかかってインストール完了しました。その後LANボードのセットアップとウインドウアクセラレータボードのセットアップ、SpkQQを使ってビープ音でWAVをならしてみたりなど、一応完了。
ここで驚くことに、画質がGoody（パクリ）という感じ。この環境、驚く無かれすごいディスプレイケーブル状態です。
本体を出た信号は、ジャンクっぽく980円で袋入りで売っていたノーブランドの２メートル弱の細いVGAケーブルを通り、Xa7のRGB INに入ります。その後Xa7を通過してRGB OUTから出て、ここからXRGB-2付属の細めのVGAケーブルを通りXRGB-2へ、そこからは今度はコンパルの高級ディスプレイケーブルを通り、コンパルのディスプレイセレクタへ。そこからやっとディスプレイに入ります。恐るべしカノープスです。信号が強力すぎるんじゃないかという気さえしてきます。最初のノーブランドケーブル、以前FMVのオンボードATI mach64の出力を入れたときには夥しい量のゴーストと画面のにじみをディスプレイ上に送り込んでくれたという見事なケーブルで、まさに「VGA専用（解像度が）」という感じだったのです。
そのケーブルと途中経路でこの画質を出してしまうとは、恐ろしいです。GA-PII8も細いケーブルで結構な画質を出してくれましたが、さすがにこの経路では無理でしょう。
そしてSound Blaster16を導入。これで立派な「まるちめでぃあぱそこん」だ！（笑）
あ、そういえばSP1も入れてないしY2K対策もしてないけど・・・まあいいか。（笑）
ふと過去を振り返ると、初めてWindows95を使ったときのスペックはPentium 75MHzにメモリ8MBだったんだよなぁ・・・。それに比べたら今回は486だけど80MHzあるし、メモリも1.5倍以上載ってるし、まだましかな。でも8MBでWindows95を入れたときにはかなりひどかったけどね・・・。
最後にHDBENCH 2.610の結果を。HDDが以外と速いです。ここ
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